家庭教師物語 home teacher

家庭教師の前に生徒をやる気にさせる

家庭教師や個別指導をご依頼される家庭は、大抵が共通の悩みを抱えていると思います。
それは、生徒である子供が勉強ましてや受験などに興味を示さないという悩みです、むしろ拒否感すら感じることでしょう。
このページは家庭教師から少し離れて「勉強に対するヤル気」について書いていきます。

どうしたらヤル気になってくれるのか?

多くのご家庭は多分この様な感じだと思います
「勉強は?と言ったら『後でやる!!』と返ってくる。」
「部屋に篭るとゲームの音や音楽の音、ケータイ弄ってペンすら握らない。」
「もう勉強机の上がマンガやCDやゲーム機だらけで教科書は一つも無い。」
「友達を連れてきて夜遅くまで帰らない」
「学校から帰るとすぐに部屋に引き篭ってアニメやゲームに集中する。」

このような話しが当てはまる家庭は結構いらっしゃると思います。
また、子供に毎日毎日大きな声で「勉強しなさい!」「宿題はやったの!?」と言うことで親子関係がギクシャクしてしまっているご家庭もあります、最近はニュースで暴力事件まで発展したケースも見ます。
親御さんだって、子供に「早く勉強しなさい!!」とは言いたくないのが本音ですよね?
だけど、わが子の成績や受験、暗雲立ち込める将来のことを考えたら、子供がやる気を出すまで待っていられない、と言うのが親心と言うもの。
また、学力は競争率が高い高き門であって、良い学校に行くのも他者を突き放さなければ上には行けないですよね。
このような切実なお子様の学力についての悩みを抱えているご家庭が多いのではないでしょうか?
「なぜ、うちの子供はやる気がないのか?」
このことを考えるにあたって、まず、学校や塾で成績がよい子供のことを考えてみましょう。
その子達は、なぜこんなにも成績がよいのでしょうか?
もちろん始めから頭が言い訳では在りません、「勉強しているから」「努力しているから」です。
では、なぜその子達はこんなにも勉強するのでしょうか?
こんなにも勉強に対する意欲があるのでしょうか?
それは、「成績が良いから」「テストの点数がよいから」です。
成績がよい生徒は、成績が上位であるということがどんな気分になれるかを知っているからなのです。
成績が上がると親御さんや先生からも褒められ、友人にも羨望の眼差しで見られるのです。
言葉は悪いですが、一種の「優越感に浸っている」と言ってもよいと思います。
この優越感こそが子供に勉強する意欲を起こさせるのです。
褒められて嬉しくない子供なんて居ません。
子供が勉強に興味を示さない原因は、子供の性格にあるわけでも周囲の環境にあるわけでもありません負の悪循環にあるのです。
その原因は、テストの点数が悪いという点にあるのです。
やる気がないからテストの点数が悪い、テストの点数が悪いからやる気も起きない、追い討ちとして親に怒られると更にやる気が無くなります。
「自分は馬鹿だから勉強しなくても変わらない・・・」と考えるようになり勉強から遠ざかってしまいます。
この負の悪循環こそが、子供がやる気を出さない最大の原因なのです。

勉強する事の本来の楽しさ

上記で書いたこのような考え方に対しては、テスト至上主義ではないか(=テストのための勉強になってしまう)とのご批判があるでしょう。
そもそも学問というのは未知を知ると言う意味で本来楽しいものであって、疑問や不思議を端緒として自発的になされるようにしなくてはならないというわけです。
確かに、子供がテストのためだけではなく、自分で疑問を発見し理解することで学問本来の楽しさに目覚めて自発的に勉強することが理想ですよね。
しかし、小学生低学年ならまだしも中学生や高校生になって上記のような理想を掲げてもなかなか難しいように思います、知りたいジャンルと言うものが分かるようになり好き嫌いがうまれてしまいますから。
また、テストのための勉強であっても、学問の深さやその面白さを感じることは十分にあるのです。
テストの点数が少しずつ上がっていく中で、学問本来の奥深さに気づくことも多々あると思われます。
押し付ける言葉を言うのではなく、一緒に勉強するという事が大切なんです。
従いまして、子供に毎日毎日「勉強しなさい」「宿題をやりなさい」と言っても子供のやる気を喚起するのは難しいのです。
また、「あなたの将来のためだよ」とか「どこの高校、大学にも行けないよ」等々の脅迫めいた言葉も効果はあまりありません、子供は何も言いませんが将来の事は考えているものです、それに大学に入ったからと言っていい仕事に就けるとは限りません。
上記のような一方的に押し付ける言葉では、むしろ子供の反感をかってしまいます。
このような押し付けの言葉を言うのではなく、まずは親御さんが子供と毎日少しずつでも一緒に勉強し、授業を理解できるようにしてあげることが重要です、褒めることと諭す事が親に出来る唯一のやる気を出させる方法なんです。
子供だって、心のどこかで授業がわかるようになりたい、テストでいい点数を取りたい、受験に合格したい。と思っています。
しかし、理解が難しいや進むのが速すぎて授業に置いていかれて自分には無理だとあきらめています。
その壁を一緒に取り払っていくこと、このことが一番大切です、家庭教師をつけるにしても、子供とよく話し合って今の学力や受験に対する意識を知り、そこから解決策を考えていくことが大切だと思います。